ソフト名:魔界村

1 機種
      ファミコン バックアップ電池なし

2 どういうゲーム?
      横スクロールアクションゲーム。
タイトルのとおり、魔物が敵キャラです。
マイキャラは槍やナイフ等の飛び道具を連射でき、敵を倒せる。
大階段から一気に飛び降りる場面はバンジージャンプみたいで気持ちよかったな〜。
ところどころにいる悪魔みたいな中ボスとの戦いはなかなかスリルがあって面白い。
 この頃のアクションゲームの常で、ラスボスを倒してもその後また最初からスタートすることになります。
確か2週目は敵の数が増えていて難易度が上がったと思いました。

3 今からプレイするとしたら
      バックアップ電池は内蔵してないので、故障してなきゃプレイできます。
難易度は手頃だし15分ぐらいの気分転換用ソフトとしてなかなかいいかも。




ソフト名:MOTHER1

1 機種
      ファミコン バックアップ電池内蔵
2 どういうゲーム?
      フィールド型RPG。
システム的にはドラクエ2そのもの。
ちなみに小説版は著者:久美沙織で新潮文庫から。
 
3 プレイしてみると&今からプレイするとしたら
      特に引っかかるところはないでしょう。
意外とサブシナリオが多くて、それはやってもやらなくてもメインストーリーには支障はないんですけどね。
この作品は特に他の機種に移植されたこともないようですし、プレイするならファミコン版しかないですね。
この作品には、この作品だけのためにソフトとハードを買うだけの価値があると、私は個人的には思います。
4 雑感
      ゲームの楽しさをよくわかってる人が、本人も楽しめるようなゲームを作ったということがよくわかります。
心に残るゲームは、派手なグラフィックでも新奇なシステムでもなくて、しっかりした世界観に裏打ちされた豊かな物語性をもったシナリオと、それにプレイヤーが感情移入しやすいシステムにある、と思います。
ホーリーローリーマウンテンの山小屋のダンスシーンなどはゲーム史上に残る名場面でしょう。




ソフト名:魔女たちの眠り  完全版

1 機種
      Windows95用 メディアはCD-ROM1枚
4倍速以上のCD-ROMドライブを推奨
2 どういうゲーム?
      ホラーなアドベンチャーゲーム。原作は赤川次郎。
スーパーファミコン版の同名の作品をグラフィック面等をよりパワーアップしながら移植したもの。
後にプレイステーションにも移植された。
全体的なつくりで考えるとWindows版はSFC版とプレステ版の中間に位置するが、どちらかといえばプレステ版の方に近い。
ちなみに「野人」とかの出し方はWindows版もSFC版と同じでした。
 私は2倍速CD-ROMドライブでプレイしましたが、ムービー再生がかなり遅かったです。
やはり4倍速以上推奨ですね。
私の環境だと、このソフトとDirectX2 が共存できず、DirectX2をアンインストールしてやらないとうまく動作しませんでした。
 
3 バグ情報
       かなりのバグがあります。
目立つのは、途中でセーブして一旦中断し、リスタートしてみると、立てたはずのフラグがもとにもどってしまっている、というものです。
私の場合はユーザーサポートに相談したところ、バージョンアップしたゲームCD-ROMを送ってくれました。
ちなみに旧CD-ROMのソフトのバージョンは1.0でした。
4 原作を読む場合の注意点
      原作は角川文庫で「魔女たちのたそがれ」と「魔女たちの長い眠り」の2冊が出ています(作者:赤川次郎)。
この2冊はストーリー的に続いているので読む際は、「魔女たちのたそがれ」→「魔女たちの長い眠り」の順番で読みましょう。
逆から読むとネタばれになっちゃいます。



ソフト名:マリオブラザーズ

1 機種
      PC-6001mkII テープ版

2 どういうゲーム?
      面クリアタイプのアクションゲーム。
2人同時プレイ可能。
ジョイスティックポートを標準で2つ装備している6001mkII向けな機能ですね。
キャラの動きはそれ程速くなく、グラフィックもかわいらしい感じで割りと初心者向け。
画面の構造はおおざっぱに言えばロードランナータイプで、キャラはジャンプしたり走ったりして面クリアをめざします。
ちなみに面クリアゲームの定石どおり、面が進むとだんだん敵キャラが強くなってきます。

3 雑感
      2人プレイ時のマイキャラはやっぱりマリオとルイージだったかな。





ソフト名:女神異聞録 ペルソナ1

1 機種
      Windows95/98

2 どういうゲーム?
       コンシューマ機(プレイステーション)からの移植作。
内容はプレステ版と全く同じらしい。
筆者はセベク編を70時間、雪の女王編を40時間ほどプレイしましたが、その間システム的なトラブルがあったのはセベク編で2回フリーズしたのみです。
結構複雑な処理をしているゲームであることを考えると、バグは少ないといえるんじゃないのかな。
ビデオカードはミレニアムG200でプレイしましたが、ショップ内などでよくテクスチャがヘンな色になったりしました。と言ってももともとG200はパッケージに記載されている動作保証ビデオチップに含まれていないのですけど。なお色化けしてもゲーム進行には全く支障はありませんでした。

3 このゲームを楽しめるのは
       漠然とプレイしてるとかなり難易度が高くてツラいですが、逆に徹底的に戦闘システムを理解した上でのプレイだとやりがいと緊張感があってかなりおもしろいですね。
ファイナルファンタジー8の戦闘システムを楽しめた人ならば、このソフトは楽しめる可能性が大きいでしょう。
逆にファイナルファンタジー8の戦闘システムは難しくてかなわん、昔のドラクエみたいに適当にレベル上げしてれば先に進める方がいい、という人は手を出さない方がいいでしょうね。
 後半になると、ダンジョン内でセーブできるのが2時間に1回、という感じのバランスになってくるので、ある程度まとまった時間を取れる人でないとプレイできないと思います。

4 プレイのヒント
       かなり複雑ですが魔法の属性・相性等を徹底的に理解していった方がいいと思います。
神聖系の悪魔には暗黒系の魔法がよく効くとか、即死系攻撃を回避するにはとか、攻撃力アップの魔法が使えるペルソナはどれがいいのかとか。
あとともかくメギド系の攻撃魔法は使えますね。
 システムについてですが、「セーブデータ」と、雪の女王編の一部の塔内の「中断データ」の2種類があり、互いに上書きセーブできません。
つまり雪の女王編をプレイする際には、セーブデータ一覧の中に未セーブのブロックがある必要があります。
このことはマニュアルに載ってなくて不親切ですね。
エリアを空けるにはエクスプローラーで既存のセーブデータを削除する手もあります。

5 雑感
      それにしても、パソコンオリジナルのゲームより、コンシューマ機からの移植作の方がたいていクオリティも高くておもしろいゲームが多いんですよね〜。
(一般向け作品の場合。18禁系はどうなのかな)
制作費のけたが全くちがうんだろうけど・・
ファミコンソフトで「パソコンからの移植作品」というとハクがついてたのは、はるか遠い昔の栄光ですね。

 この作品の続編はもちろん「ペルソナ2 罪/罰」ですが、この作品と続編との間を補完するものとして小説版「ペルソナ・アナザー・ビジョン 明日出会う自分へ」が出ています。
その後のマキ、ブラウン、レイジがどうなったかが描かれてますね。







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