WindowsXPにアップグレード&ルームリンクと連携(音楽以外は成功)
     (以下はは2004年1月に追加したものです)
RX51は標準でWindowsMEがプリインストールされています。
Windowsは9X系よりNT系の方が安定していると言われてますが、RX51はMEのままで動作は極めて安定してて録画の失敗も皆無なので、別にWindowsXPにアップグレードする必要はないと思います。
しかし今回ソニー製ルームリンクと連動させる必要が出てきて、そのためにはOSがWindowsXPである必要があるため、 MEからXPへアップグレードしてみました。
なお筆者のハードウエア環境は、無改造のRX51に、RX51での動作保証があるメモリ(メルコかアイオー製)と、 標準内蔵のHDDと同一メーカー&同一機種&同一容量のバルクHDDを1台追加増設した状態です。(メモリ256MB、HDD計80GB)
ビデオカードはAGPに挿していません。

RX51のWindowsXP化&ルームリンクと連携は、メーカーサポートの点からは、結構微妙です。
まず、RX51はソニーの「バイオ WindowsXP アップグレードプログラム」対象製品に含まれてません。
ルームリンクの動作対象機種は、WindowsXPプリインストールモデルか「バイオ WindowsXP アップグレードプログラム」 でWindowsXP化した機種なので、厳密にはRX51はルームリンクの動作対象機種でないことになりますね。
ではメーカーサポートが全然受けられないのかというとそうでもなくて、VCLのサイトにはRX51のXP化のための この機種固有の注意点やパッチといった貴重な情報があります。

筆者は、VCLのサイトの情報を見ながら、Service Pack 1を含むアップグレード版をインストールしました。
ただしVCLに載ってるのは情報は、Service Pack 1が含まれていないXPへのアップグレードについてです。
細かな点で差異があったかもしれませんが、全体的には同じ流れでうまくいきました。
そうそう「Device Path Tool」のインストールでトラぶりましたが、これってよく読むと対応策がWindows XP アップグレード Q&A のコーナーにFAQとして載ってますね・・。
あとXP化した後は、ファイルシステムがFAT32のままだとタイマー予約(のためのダミーファイル生成)が うまくできませんでしたが、NTFSに変換したら、以後は成功しました。
その後は特にトラブルもなく、タイマー予約してビデオデッキ代わりに便利に使っています。
予約録画の失敗も一回もないですね。
Windowsの動作も安定してるし特に重くなったと感じることもないし、MediaBar等のアプリケーションも普通に使えてます。
さらに後日にルームリンクと連携にチャレンジし、音楽サーバ以外はうまくいきました。

筆者の場合のインストールの全体の流れは結局、以下のとおりでした。
1.VCLのサイトのやり方のとおりにアップグレード(ただしService Pack 1を含むアップグレード版)
2.ギガポケットVer4.5アップグレードキットをインストール
3.ギガポケットVer4.5アップグレードキットのパッチをインストール
4.ファイルシステムをNTFSに変換
5.ルームリンクに付属のCDから必要なソフトを色々インストール(基本的に自動)

で、結局のところ、ルームリンクからRX51を操作する、のは基本的にうまくいきました。
ルームリンクも特別な設定変更をしなくても、初期設定のままでOKでした。
ただし動画と写真はルームリンクから扱えるのですが、音楽はうまく扱えませんでした。
動画用と写真用のサーバプログラムは起動するのですが、音楽用のサーバプログラムが停止から 起動に移行できないですね。
ネットで検索してみたら、RX*1系ユーザーで同様に、動画と写真は見れるけど、音楽だけうまくいかないという 書き込みがありました。
RX*1&ルームリンクだと、音楽はだめだけど、動画と写真はOK、なのかな〜。
なおWindowsXP SP1の標準ファイヤーウォールがオンになっていると、ルームリンクからRX51が見えなくなるので、オフにする必要があります。